
こんにちは、keitaです。
先日、超話題の新海誠監督の作品
「天気の子」
を見てきました!
事情ががあってちょっと遅くなってしまいました。
始めにに言ってしまうと
めちゃくちゃよかった...
ボロ泣きしてしまいました(笑)
ということで今回は「天気の子」を見て感じたことを
素直に書いていきたいと思います。

あらすじ
少女は母の病室から見た雨の降る東京の街並みに
一部だけ日が差していることに気が付いた。
なぜかそこにいかなければならないという思いに駆られた少女は
ある雑居ビルに走り出した。
そこには小さな鳥居があり、少女が強く思いながらくぐると
雨のしずくが上空に上がっていき瞬く間に東京は晴れ渡っていった。連日雨、異常気象の東京。
ある日、故郷の離島から東京に家出してきた高校生の帆高。
生活のためバイトを探し始めるが学生証も持っていなかったため
見つからず夕飯もまともに食べることができなかった。
そして補導されかけ、逃げた先で見つけた一丁の拳銃。
おもちゃだろうとお守り代わりにカバンにしまう帆高。
そんな中ファーストフード店でバイトをしていた少女、陽菜に
こっそりハンバーガーをもらうという厚意を受ける。帆高は家出の途中で出会ったライターの須賀という男のもとを訪ね
住み込みで雑用兼見習いライターとして働き始める。ある雨の日、先日ハンバーガーをくれた少女が
如何わしい男達に絡まれているのを目撃した帆高。
助け出し逃げ出したふたり。
少女が帆高の手を取り走り出す。
雑居ビルについた少女は自分の持つ能力を見せる。
彼女が胸に手を当て祈るとみるみるうちに晴れていった。そんな二人の出会いから始まる「世界のかたち」と「少女」をめぐる物語。

ふたりの主人公と不思議な能力
ここで主人公である帆高と陽菜についてみていきましょう。

帆高はいわゆる家出少年です。
思春期なら誰しもが一度は家から出たいという思いになりますよね。
それを実行して船に乗り東京まで来てしまったとなかなかの遠い家出です。
さらにそこで生きるために仕事まで探し始めるなんて故郷で何があったんでしょう。
そのあたりも気になるのですが作中では一切語られなかったです。
気が少し弱く東京の怖い雰囲気になじめずに路頭に迷ってしまいます。
感情移入のしやすい主人公です。

陽菜は両親を亡くし小学生の弟、凪といっしょに暮らしています。
両親がいないため二人分の生活費を稼がなければならなず、
アルバイトなどをしていました。
とても元気で正義感の強い弟思いな女の子です。
ですが、人のためにと自分を犠牲にしてしまいすぎる節もあり
凪はお姉ちゃんにもっと自分の青春をしてほしいと思っているというシーンもあります。
この二人が出会うことで帆高は陽菜の「100%の晴れ女」の能力を使って一緒に稼ごうと
ネットを使い依頼を受ける形でビジネスを始めます。
そうしているうちに陽菜は自分の力のことが好きになり
自分にも役割があるんだと自信をつけていきます。

確かに雨の日ってちょっと憂鬱な気分になりますもんね。
さらに大きなイベントの日だったり、デートの日だったり
そんな日に雨が降っているとほんとにテンションが下がります。
そこに100%の晴れ女が話題になっているとそりゃ依頼したくなります。
というふうに異常気象の東京ではどんどん話題になっていき
陽菜は能力をどんどん使っていきます。
このあたりから雲行きは怪しくなっていきます。
やはり物語はいいことが続くと大きな問題が起こるというのはテンプレですね。
「会いたい」という強い思いの持つ力

物語終盤、帆高と陽菜は離れ離れになってしまいます。
そのとき、帆高は陽菜に強く会いたいと思い
警察に捕まっていたにもかかわらず抜け出してあの雑居ビルに向かって走り出します。
この帆高の思いがとても強いことがうかがえます。
この世界がどうなったとしても陽菜さんに会いたいと
そう心の中で結論付けた帆高はボロボロになりながらもひたすらに走り続けます。
それは自分に対して銃を向けた警察官にも立ち向かうほどの強さでした。
僕はこのシーンですでにボロ泣き(´;ω;`)
最近ではこんなに泣いた映画は久しぶりです。
こんなに会いたいと思える相手に出会えることが奇跡ですよね。
僕もそんな人に出会いたいです。
音楽が良すぎる!作画もやばい!

やはり何と言っても「君の名は。」で話題になった
新海誠監督とRADWIMPSのタッグが強すぎます。
今回は天気がテーマということで雨のシーンが多かった
というかほとんど雨のシーンでしたが
その水の表現がとても繊細に描かれており
跳ねる水までもが一粒一粒丁寧に描かれておりました。
逆に晴れのシーンは今までの雨のシーンと対比させるように
太陽の光で東京の人々が明るく笑顔になっています。
さらにここしかない!というシーンで流れてくる
RADWIMPSの音楽が凄すぎます。
軽やかでPOPなものからしんみりとする曲まで
とても心を揺さぶられました。
この音楽で僕の涙も2倍増しです(´;ω;`)
このように繊細な作画とそこにあった素晴らしい楽曲が
重なり合って「君の名は。」に劣らない芸術作品となっていました。
おわりに
どうでしたか。
「天気の子」についてお話しましたが
拙い文章でわかりづらかったかもしれないです。
感動を伝えきれたか心配です。
「君の名は。」よりも好きな作品だったかもしれないです。
個人的には弟の凪君のキャラが大好きでしたね。
ということで今回は話題の「天気の子」の感想でした。
まだ見てない人は絶対見てください!
後悔はしません。

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