あの映画ヤバくなかった?まさか最後に犯人が殺されるなんてねぇ~。

・・・(イラッ)

こんにちは。
理系大学生ブロガーのkeitaです。
日頃から映画やドラマ、漫画など楽しんでいるかと思います。
そんなあなたに質問です。
友達からネタバレをされるとその作品を楽しめなくなりませんか?
楽しみにしている作品のネタバレなんてされた日には、してきたやつ呪ってやろうかってぐらいイラっと来ますよね。
僕も完全にネタバレNG派の人間ですです。
今回はそんなネタバレの話です。
ネタバレをされて楽しめる人もいるという神話もあるらしいです。
今回は楽しめる派の人との違いや僕が行っているネタバレ防止法をご紹介していきます。
- ネタバレされても楽しめる人と楽しめない人の違い
- 実はネタバレがあったほうが楽しめる事実
- 日常的なネタバレのあれこれ
- ネタバレを防ぐ対策3つ
それではネタバレについて解説していきます。
ネタバレがされても楽しめる人と楽しめない人の違い
ネタバレされても楽しめる人と楽しめない人には違いがあります。
それは記憶のタイプの違いです。
- 意味による記憶
- エピソードによる記憶
の2種類の記憶タイプがあり、それによってネタバレされても楽しめる人と楽しめない人の違いが生まれます。
2つのタイプを軽く見ていきます。
意味記憶型
意味記憶型の人は初見ではあまり感情を抱くことはありません。
何度も見て作品の流れや登場人物の感情を、脳内で構成・強化していくことによって作品を楽しむタイプの人です。
なのでネタバレもその一部として許容されやすく、ネタバレされても楽しむことができます。
また、物語と現実世界の自分とを完全に分けて考えています。
ですので客観的というか俯瞰的というか作品として見ている感じです。
エピソード記憶型
エピソード記憶型の人は初見での感情を重要視するタイプです。
その場のドキドキ感やワクワク感を楽しんで作品を見ています。
ですので、それを完全に奪い去るネタバレは言語道断なのです。
自分を物語の登場人物と近い目線で作品を楽しんでいるため、作品に入り込んで見ています。
この2つの記憶型によってネタバレされても楽しめる人と楽しめない人の違いが生まれています。
ネタバレがあったほうが作品を楽しめる?
実はアメリカの研究チームによって、あらかじめネタバレされていた方が作品を楽しめるという研究結果があるらしいんです。
アガサクリスティーの小説をネタバレありの人たちとネタバレなしの人たちに読んでもらったところ、なんと前者の方が楽しめたと答えたそうです。
この研究結果に関して研究者はこのように言っています。
「ほとんどすべてのケースで、彼らはネタバレがある状態の方を好みました。あくまで推測ですが、可能性のひとつとして考えられるのは、ネタバレがあった方が、ネタバレなしで読むよりも“より簡単である”ということ。ある調査では、人間の脳は自分が処理しやすいものをより好むことが明らかになっており、またあらかじめ結末を知っておくことで、物語のより深い理解に集中することができたのではと考えられます」
ネタバレがあった方が物語は楽しめる? カリフォルニア大学の調査で明らかに ーねとらぼ
確かに初見で見ていると
今のシーンどういうこと?
と思っているとわけのわからないまま進んでしまった
という経験があるのではないでしょうか。
ネタバレがあるとおおまかに理解ができているため、深く理解できるということはあるかもしれませんね。

作品のジャンルによって変わる
このネタバレに関しては作品のジャンルによって違いがあるのではないかと思います。
僕の個人的な意見ですが、まとめてみました。
ネタバレOKなジャンル
- コメディー
- アクション
- ホラー
などです。
作品の展開ももちろん楽しみますが、それ以上に楽しめる部分がある作品ならばネタバレOKです。
ネタバレNGなジャンル
- ミステリー
- サスペンス
- サバイバルゲーム系
- スポーツ
- ラブストーリー
などです。
僕はミステリーとか騙しあう系(ライアーゲームとか)の作品が大好きなので、これらのネタバレはまじでNGです。
他にもスポーツ漫画やラブストーリーなどは、どこが勝つとか最終的に誰と誰が結ばれるとか知っていては楽しめないですよね。
展開に意味があったり、大きな謎があるような作品に関するネタバレはNGです。
見た人の評判によるバイアス
具体的な「〇〇が犯人だよ」とか「オチは〇〇になるよ」がいわゆるネタバレですよね。
ですが「この映画最高!」とか「うーん、イマイチだったな」とか抽象的なものをあらかじめ知っていたら、見たときの感想が違ってくるように思います。
ハードルが上がるパターン
- 「めちゃくちゃ面白いから絶対見たほうがいいよ」
- 「興行収入歴代1位!!」
といった評判はめちゃくちゃハードルが上がってしまいますよね。
そのせいで本当は面白い作品でも「思ったより微妙だったな」みたいな感想になりかねません。
もし人に作品をおすすめする時はあまりハードルを上げないほうがいいかと思います。
ハードルが下がるパターン
- 「イマイチな内容だったな」
- 「あんまり面白くなかった」
といった評判を目にすると作品に対してかなりハードルが下がります。
そのままハードルが下がった状態で作品を見てみると「思ったより面白かった」とポジティブな感想を得られることがありますよね。
このように抽象的な感想でも影響するパターンがあるということは覚えておきましょう。
人におすすめする際も、さりげなくおすすめしたほうが効果的ですよ。
ネタバレを防ぐための対策3つ
最後に僕が実践しているネタバレを防ぐための対策をご紹介していきます。
情報をシャットダウン
結構難しいですが、TwitterなどのSNSや情報が掲載されているアプリをなるべく見ないようにします。
特にYouTubeのサムネイルには要注意です。
またニュースサイトにも情報が出てきたりするので、自分が作品を見るまではネットを見ないようにします。
この対策は映画や舞台ではなくドラマやアニメ、漫画などで効果的です。
近いうちに見られるものでないと、どうしてもネットは見てしまうので。
「今日放送で録画しているドラマを見るまではTwitter開かないようにする」などは僕がしている対策の一つですね。
あらかじめ周知しておく
友人などからのネタバレ攻撃が怖い人は、あらかじめネタバレNGということを知っておいてもらいましょう。
けど急に「ネタバレNGだから!!」とかいうのは不自然ですよね。
なので日頃からそういう話題を出して、僕にネタバレしてはいけないということを知っておいてもらいましょう。
誰よりもいち早く見る
これが一番手っ取り早いです。
気になるドラマやアニメなら放送日、映画なら公開初日です。
誰よりも早く見てしまえばネタバレの心配は皆無になりますし、さらには優越感にも浸れます。
どうしてもネタバレされたくない作品は誰よりも早く見ておきましょう。
まとめ:ネタバレする際は確認して!!
ということで、ネタバレにはOKな人とNGな人がいるということがお分かりいただけたでしょうか?
あなたが話すときに注意することはひとつだけです!
「ネタバレしてもいいか」聞いてください。
これだけで嫌な思いをする人は減ります。
ネタバレが嫌な人は真っ先に見る!
ネタバレする時は確認必須!
今回言いたいことはこれだけでした。
これからもみんなで作品を楽しんでいきましょう!

それでは。
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